刑事サスペンスの古典的名作

文学

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)亀山 郁夫刑事サスペンスの古典的名作私があれこれ言う必要もない、古典的名作です。
法律を勉強されている方々にとっても、一大法廷絵巻であるこの4巻は、
刑事サスペンスの名作として、とても勉強になるかと思います。

目からウロコでした。

イワンとスメルジャコフの成り行きに驚いたこれが初めて読む本ではないのに、特に前半は
まるで今までに一度も読んだことがないかのようにワクワクと読んだ。
イワンの行動と変化には本当に驚いたし、スメルジャコフの役回りにも本当に驚いた。
二人の末がいずれも悲惨だったので、その章を読み終えた時は、
しばらく何もしたくなくなってボーっとしてしまったくらいだった。
3巻で長男の物語が息もつかぬ勢いで進んできた後だったから、
イワンの内面に話しが進んでいって、しかもスメルジャコフが絡んでくるので、
読んでいてとてもドラマティックな展開となり、
だからこそワクワクもし、終末には大きな驚きを覚えたのだと思う。

審判が始まってからはむしろ変化がなく、
検察と弁護人のスピーチは、それまでに既に読んできた内容の重複だったので、
少し間延びした感じがぬぐえず、読む楽しみも減ってしまって、
読み終わるのに時間がかかってしまった。

登場人物の紹介が中心だった1巻、哲学的・宗教的考察が中心だった2巻、
話しが急展開して物語自体がグンと面白さを増した3巻、
どれもとても大きな存在だったけれど、
この4巻も2巻と3巻が終結を向かえる大きな存在だと思う。

愛憎は現代に通ず、、、イワンとマリョーシャの大審問官は意味深い。
この若いとき読み返した小さな活字をおもいだした。
 新約本はわりと分かりやすく、ソレデモ何度となく読み返した。
亀山さんのはご苦労も多かったかとおもわれるが、古典がベストセラー
というのもたのもしい。
 演劇の世界を見ると案外よくわかる。
文字でドストエフスキーというのはなかなかである。
 26万部突破に恥じない約だとおもう。しかし、いつの世も愛ありいじめあり
殺し自殺とそんなことを考えると人というのは案外変わらぬいきものなんだなと
かんじました。

 みなさんに是非一読推薦いたします。

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

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カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)亀山 郁夫刑事サスペンスの古典的名作私があれこれ言う必要もない、古典的名作です。
法律を勉強されている方々にとっても、一大法廷絵…