フリースタイル―大野智作品集大野 智
大ちゃんワールド満載!!
芸術肌のキャプテン大ちゃん・・・やったね!
趣味の域をはるかに超えている。
ファンのみんなに見せたいっていう
大ちゃんの素直な優しい気持ちに感謝!
作品づくりに真剣に取り組む大ちゃんは
スゴク新鮮な衝撃?!
楽しめました
妻がファンでやっと予約が出来手に入れたようです。
★五つは妻の意見です。
しかし妻が絶賛していたので何気にページをめくってみたところ、
想像以上にユニークな作品で彼にこんな才能があったんだと
びっくりしました。
私もなかなか楽しめた作品集でした。
大野スタイル
嵐のリーダー、大野くんが10年間、コツコツと続けてきた作品の数々。独学で、自由な発想で、作り上げてきた作品です。”大野オリジナル”で、”大野スタイル”。他のメンバー曰く、大野くんは、「背中で人を引っ張っていく人」 TVで見る限りは、常に他のメンバーよりも一歩下がった位置に立ち、口数も少ないですが、やるべきことはやって、そして、その上で、創作活動を続けて、ようやくひとつのカタチにした…。この作品集、やっと予約することができました。WSなどで、その作品のいくつかが紹介されましたが、素晴らしい出来栄えでした。できれば、本物を見たかったけど、作品集が手に入るので、それを眺めることにします。
それにしても、大野くんって、歌もダンスもバツグンにうまいのに、こんな才能もあるんですね。ジャニーズの域を超えちゃってます。
フリースタイル―大野智作品集
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国家の品格 (新潮新書)藤原 正彦
日本人、自画自賛論
読みやすい文体ではあるものの、内容的には特に新鮮さや面白みを感じるものではない。ではなぜ、この書籍はあれほど話題になったのだろう。
まず挙げられるのは「品格」という言葉の魅力だろう。国際社会で自分の立場(アイデンティティ)を失いつつある日本。今まで日本の代名詞とも言われてきた「経済」大国の地位も中国やインドの台頭により脅かされつつある昨今、「経済」に代わる新しい鍵語が必要なのだろう。悪く言えば、数値で計測・比較可能な「経済」という客観的価値観から、計測・比較不可能な「品格」という主観的価値観への逃避、自己満足?
とは言うものの、長らく押し入れの奥に仕舞い込まれていた居心地良い死語を取り出すことにより、「すべての日本人に誇りと自身を与え(帯より抜粋)」た?功績は大きい。
次に挙げられるのは、本書の文体だろう。一方的とも言える「日本賛美」の持論を独自の口調で語っており、そのわかりやすさと気持ち良いほどの過激さが受け入れられたのだろうか?いやむしろ、ざっと目を通しても突っ込みどころ満載ゆえ、批判的に読んだ人の方が多いと思うが、その自画自賛振りはある意味気持ちいいのかもしれない。
最後に、本書の内容を簡単に紹介する。
「武士道精神こそ世界を救う」と豪語する著者は、欧米の合理的思考一辺倒の発想を批判的に捉え、論理では説明できない「情緒」や「形」の重要性を説く。そして、日本人がそれらを身に付けることこそ、「国家の品格」となると主張。国家に品格があるとは、端的に言うと文化レベルが高いということ。さらに、品格ある国家の指標として次の4点を指摘している。
国家の独立不羈/高い道徳/美しい田園/天才の輩出
そして、以下の言葉で締めくくられている。
日本人一人一人が美しい情緒と形を見につけ、品格ある国家を保つことは、日本人として生まれた真の意味であり、人類への責務と思うのです。(抜粋)
感慨無量
この本は、分かる人にはとことんよく分かり、分からない人には全く分からない、
というような種類の本だと思います。
別の言葉で言うと、「戦後民主主義」「ヒューマニズム」「自由と平等」などに
気を取られている人々にとっては、腹の立つとんでもない本と思うことでしょう。
一方、そのような欧米由来のものこそが現代の日本の荒廃につながったと思っている人々、
日本人本来の素晴らしい伝統とか心を取り戻すべきと内心感じていた人々、にとっては
目から鱗あるいはよくぞ書いてくれた、と快哉を叫びたいような本だと思います。
私個人としては、多くの批判を浴びるであろうことを恐れずここまで書ききった
著者の勇気と国を思う心に感動いたしました。
戦後60年たって、やっとこのような本が現れたか、と思い、感慨無量です。
何様のつもりなのかね。
この本を図書館で手にとった。話題になっていた書ということもあり、題名から、気恥ずかしくあえて手に取るのを避けていたが、予想どおりのお粗末な本で僕の期待を裏切らなかった。まあ、ここまで大衆に迎合すれば、売れるかもしれないが、このような本が売れて、かつ礼賛されてしまうこの国の品格こそ、今まさに問われている。
懐古主義に浸ってみても何も生まれない。僕にはただの、老人の戯言にか読めなかった。若者はこのような本に迎合することはとっても危険だと思う。この様な本の思想に共鳴するのは、ただの現実逃避であろう。
それにしても、予想以上に高い評価。びっくりしちゃうね。人それぞれなのだろうけど。
国家の品格 (新潮新書)
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本書が追っている相手は我々の想像を超えて大きいのかもしれない本書、第8章は、
「一見無関係のマイナスイオンと水からの伝言を調べていくと、一人の人物につながりました。」
という書き出しで始まるいささか唐突な記述で終わります。(慎重に実名は秘されていますが)
最近になって、この「人物」が不祥事のため「ある要職」を辞したとのニュースがマスコミを賑わしました。
本書が追っている相手は我々の想像を超えて大きいのかもしれない、との思いを新たにしました。
著者の真摯な姿勢に頭が下がる思いです。
科学報道の問題点『アルツハイマー病の誤解』と立て続けに、科学報道の問題点に関する新書を読んでしまった。メディアにあふれる健康情報や危険情報の多くが偏ったものであることを指摘し、それを報道する側の不勉強をまず批判して、科学者・行政の対応も足りないと指摘する趣旨は同だ。しかし、本書の方が構成もねられているし、議論もしっかりしている。それに、著者が新聞社の内部にいる『アルツ・・・』より、フリーの科学ジャーナリストによる本書の方が反発を感じない。筆一本で勝負している人間と、ぬくぬくとしたサラリーマンの差かもしれない。読まれるなら本書の方を推薦します。
本書は科学報道に焦点を当てているのだが、経済報道でも政治報道でも同様の問題点を私は感じている。いずれの場合もメディアの前線に立っている記者の不勉強が第一の原因である。その背景には、日本のジャーナリズム業界で専門家を育てない慣行があるのではないだろうか。スポーツ報道を見ても、信じられない質問をする「キャスター」がいたりして、「素人の視点」にもほどがあると思う。経済でも政策でも科学でも同じで、論理を紡ぐ努力をせずに、「素人の視点」で目先の善悪のみを断罪しているのは極めて危険だ。
そのもう一つ背景には、大衆の「アンチインテレクチャリズム」があるのではないかと私は疑っている。アメリカでもこれは大きな問題で、ブッシュがゴアに勝った最大の原因はここにある。ヨーロッパではエリートがまだまだ威張っているので、歯止めがかかっているのだろう。わが国では政治指導者が平気で「難しいことは分からない」と言っちゃうのだから病は深い。
結局、メディアはその「アンチインテレクチャリズム」に乗っているだけかもしれない。メディアだって大衆の好みにそった情報を流しているだけだと言う指摘が本書にもある。ニワトリが先なのか、卵が先なのか。なんとも難しい。
メディアの科学記事を冷静に見れるようになる本○○は危険、○○を食べると・・・、という情報の罠や、マイナスイオンや水の伝言といったニセ科学について、等、メディアが報じるもっともらしい情報について、冷静に分析し、注意を促しています。
化学に関する実験の難しさについてのくだりは、筆者も複雑といっているとおり、読んでいて複雑でわからなくなってしまいますが、実験の条件等については、自分達も犯しそうな誤りを指摘してくれます。
また、政治経済に翻弄される科学、の章は、さすがに読んでいて恐ろしくなります。こんなことが国をあげて行われているのかと思うと、ぞっとします。
一人でも多くの人がこの本を読んで、メディアを冷静に見る目を養うことから始めてほしいと思います。メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))
うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」下園 壮太認知療法のイメージを変える一冊認知療法がうまくいけば楽になれるのに・・・・そんなはがゆさをずっと抱いていた。以前カウンセラーと試みたものの、苦痛以外のなにものでもなく、通えば通うほど自信喪失になり、うつが悪化した。そして身体的状態が落ち着いた今この本に出会い、ひきつけられるように読んでみた。
結果・・・目からウロコ!うつの状態がどういうものか、不安はどのようにしておきるのか、そしてどうすれば楽になれるのか・・・そんな疑問の答えが見えてきた気がする。
自分自身で抱いている「理想的な本当の自分」「魔法のような解決法」それこそが自分自身を苦しめているんだと気が付き、希望を持って軌道修正できそうな予感がする。
トレーニングの進めかたや回数にも説得力がある。ずっと大事にしていきたい一冊だ。
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カウンセラーにも是非読んでもらいたい。寝たら治る。本書に「“うつ状態”とは、人が疲労しきった状態の事である。」
という言葉が出てきます。
疲労を取るには「睡眠」です。
私は早朝覚醒がどんなに苦しくても、
8時間以上を布団の中で過ごすようにしています。
今の私は確実な回復を感じています。波にのって。この本では、うつ病に至る過程を
先ず、身体に症状が出るライン、
別人のように振る舞ってしまうライン、
そして死を望んでしまうライン、というように
段階があると説明しています。
そして、自殺を「不幸な偶然の重なり」と表現しています。
あの時話をもっと聞いてあげれば・・・
あの一言がなければ・・・
後から思い返せば自殺から救うことができたかもしれない。
また、回復にも波があり
波に合わせて治療法を変えていくことが重要としています。
図示されているのでわかりやすいです。
他の書籍でもよく紹介されている認知療法。
この本では、その認知療法の失敗例が紹介されていて、
すべてのヒトに通用する治療法はないんだなあ、と感じました。
400回40回の原則。
400回の刺激を受け、40回失敗して初めて変化する
というものです。
さるきちもついつい結果を求めて焦ってしまうのだけど、
焦らず、諦めず、病気と向き合う姿勢が大切なのですね。
うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」
自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64)速水 健朗自分探しや自己啓発は自然な流れわざわざ『自分探し』とか『自己啓発』いう言葉を使わずとも、これらはごく自然なことだと思う。食うことにすら困った昔や、現代でも発展途上国の中には、より良い人生を夢見る余裕など無かった(無いところもある)だろうが、現代の日本で食うのに困る人は少ない。となれば、もっと良くなりたいと考えるのは自然な流れで、その過程で「どうすれば幸せになれるか」「今の仕事(勉強)が好きなのか」「何が向いているか」などと自分と向き合って考える人も多いだろう。ショルダーバッグ 通販そういう人がたくさんいるからこそ、そこをターゲットにするビジネスが増えているだけという気もするし、売れているのも彼らに元々潜在的な需要があるためという気もする。TVショッピングは楽しむ人や便利だと感じる人がいるからこそヒットしていると感じる側面、狡猾に買わせようとしている罠のようにも見える。これに限らず何の商売でも金を儲けるためにやっているわけで、その角度から見ればどんなに世のためになっていても狡猾に見えるものである。ビスビム(visvim)通販そんなことは最初から解っている上で、それでも自分を高めたいという人もいるのだ。私は自己啓発の存在を知る前から、もしそういう本がこの世にあればという需要を持っていたし、自己啓発で人生がまさに180°変わった人間なので、自己啓発的商材には大賛成なのだ。だがそうは言っても自己啓発に興味を持たない人も全く問題ないと思う。我武者羅に生きて成功する人もたくさんいるし、のんびり生きて幸せな人もたくさんいる。しかし現状に不満を抱えられるくらいの余裕が出た時「もっと良くなる方法はないか?」と考える人だってたくさんいるはずで、そんな時にヒントをくれる参考書や教材がたくさんあっても良いはずだ。さらに社会的に容認されている(違法等でない)自己啓発は、悪人を善人に変えようとすることはあっても善人を悪人に変えようとすることはないものであることを加えておく。「自分探し」ビジネスのあざとさ海外放浪やフリーターなど「自分探し」にはまる若者を批判する、安直な論調が増えている。イラク誘拐事件以降、その空気は強い。本書も帯を見て、そうした時流に乗った本なのかなあ、と思って手に取った。が、そうではなく、著者は若者たちを自分探しの穴に落とし込む「仕掛け人」たちに視点を当てている。私も自分探しの問題は、する若者以上にそれに引きずり込もうとする人間の胡散臭さの方が気になっていたので、著者の視点に共感するところがあった。
とりわけ、「自分探しのカリスマ」高橋歩、「絶対内定」の杉村太郎が出ていたのには納得した。彼らは「夢を見つけ、夢に進んで行け」という気持ち悪いくらいのポジティブ思考が連発されていくのが実に共通している。こういう人たちは、普通の会社員という存在を容認しないのだ。そして、彼らは自分たちの本で「自分探し」に引き込み、彼らの運営するハコでさらに「自分探し」へ没頭させる。高橋は店員もボランティアの沖縄宿泊施設で念に数千万稼いだというし、杉村もハーバードの修士を取った。「夢を追え」というワタミ、始業前にスピーチを大声で話させる居酒屋チェーン、どこも「夢があればいいじゃないか」というポジティブシンキングを使い、店員を安く使う。夢といわれて、結局搾取されてるのか。怒りを感じる。前半の「自分探し」前史は取り立てて見るべきところはないが、若者問題を考えるのに、参考になる書籍である。
己を知るということの難しさ個人を尊重し個性を重要視することをはきちがえた現代人のジレンマに対するアンチテーゼ(笑)
目的無く大学へ進学することを選ぶゆとり世代よりもっと前から始まった
今時の若者の愚考の分析学
自己啓発という商売の為の言葉が心地よく聞こえて流れる
有名人がその生き方を選べばそこに追随する
そこに個人や個々の判断などありはしないのだが
己が何を考えているのかわからないのだから気づくはずも無い
様々な事例とともに
「自分探し」に踊らされるものと
ソレを食い物にするシステムのご紹介
データの豊富さは脱帽だが
結局
こうしろ
というのは書かれていない
答えは自分で見つけるものだ
私は情報を与えたよ
後は各自で判断しなさい
投げっぱなしなのではない
宿題を出す先生の立場の著者はこのスタンスでいい
ありがとう自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64)
変見自在 スーチー女史は善人か高山 正之高山先生の孤高のペン先が示すものどんな手段を使ってでも隣人を陥れようとしてる者がいる
自分の利益のために人々の関心を逸らそうとしてる者がいる
特定の意図を持った報道、あるいは「正義」がすべてを歪めようとする
事実はどこに消し飛んだ?真実は??
自分さえ良ければいいという体のいい良識面を装う無知無関心のお花畑の中、
かごバッグ 通販 エナメルバッグ 通販それでも一人、屹立しつづける高山先生が手に持つペン先が「あるべき姿」のありかを指し示してくれる。
あらゆるものが「正義」の作りだした歪みへと収斂されようとするぬるま湯の中、ジェニィ 通販
私たちにとっての大切なそれぞれのものを取り戻すきっかけへと導いてくれる。
本書には知恵がある、勇気がある。
良識面した無知無関心さとは一線を画す書である変見自在 スーチー女史は善人か
3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かすローレンス・トーブ読み手を選ぶ本一見凄い理論のように思えるけど、実際にそういう風に社会が進化していくか、などちょっと説得力に弱い本。
螺旋状に人類の歴史が進化していくとするなら、また新たな戦士や労働者
の時代がやってくるのでしょうか?
ちょっと説明が「分かっている人」向けなので
普通の人が読んでも消化不良を起こします
かつてのヒッピー思想の生き残り(?)日本に長く在住する米人思想家が、現代社会の問題を、セックス・(社会の成熟度としての)年齢・社会階層(カースト)を三つの座標軸として俯瞰することにより未来を予測する、という本である。 日本の社会問題を考えるには面白い切り口とも言えるが、世界の行く末を予言するにはかなりムリがありそうな思想でもある。
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筆者の思想の根底には、全世界の人間の価値観が同じ方向に収束する、という思いがあり、そのため(ちょうど現代日本のような)物質的に有り余るほど充足した社会が、精神的な価値重視に向かって進むのはある程度は必然と言えないことはないかもしれない。
一方で、世界の大半は、物質的な充足などとははるかに程遠い社会経済状態にある地域がほとんどであり、そのような地域で紛争が耐えないのは、貧困、圧政、暴力が日常化しているためである。 筆者の言によると宗教対立も近未来に解決される、という論理が展開されているが、聖書世界に端を発するイスラエルとパレスチナの対立が今だに解決されない状況の説明にはまったくつながらない。
週4時間の労働が当り前になり、人々は贅沢を嫌い、幸福な精神世界を至高の価値とする社会に向かって進む、というのは、筆者自信も言うとおり、イスラエルの「キブツ」を理想像としている。 これはかつてのヒッピーが目指したコミューンの思想ではないか?
だいたいが、理想郷の「キブツ」があるのはイスラエルの中でもほんの一部でしかなく、それをを運営する当のイスラエル人が、パレスチナの人々を如何に悲惨な状況においているかをこの目で見てきた私にとっては、筆者が予想する「精神的な理想郷」も「そこに住むエゴも嫉妬もない理想的な価値観の人々」など想像もできない。 また、将来世界において重要な位置を占める、とおっしゃる中東・西アフリカなどは、アブラだけでもっており、それが枯渇すれば見向きもされない不毛の地である、という冷徹な視点も欠かせないであろう。
世界は180度以上も異なる価値観の混在によって成立しており、各国・地域はそれぞれの成長・衰退のサイクルを複雑に繰り返しているのが実態であり、誰かの「理想」は、ある時には他人にとって「憎悪の的」になるのがこの世界である。 それは人類の歴史の中でまったく変化していない「原理」ではないだろうか。
最後に蛇足であるが、中国・韓国・日本を一括して「儒教的社会」としているくだりは、中国人を理解しているとは思えない。 日本の次は是非、中国に住み着いて本書の続編を書いていただきたいと願う次第である。一度じゃ分かりません・・・セックス・年齢・社会階層と、人目を惹くに足る概念による整理は野心的ですが、
正直「ほんまかいな」という思いは拭いきれません。
(ところどころ納得させられる主張も多いことは事実ですが・・・)
「上質な推理小説」という内容紹介文を信じて読み始めると大変な目にあいます。
少なくとも、これほど難解で読みにくい推理小説を私は読んだことがありません。
まるで学生の頃に試験のために読まざるを得なかった経済史学でも読んでいるかのような錯覚に陥ることもしばしばでした。
一度読んで考え方を理解しようなんていう甘い認識で手に取る本ではないと思います。
読むならじっくり、何度でも読み返すべき本でしょう。
(私自身はあまりできなそうな気がしているので星2つにしていますが)
3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす
日本文明・世界最強の秘密増田 悦佐日本文明・世界最強の秘密
そうか、もう君はいないのか城山三郎湘南ダディは読みました。本作が遺作となってしまいました。海軍に自ら志願して幹部候補生として終戦をむかえた城山さんらしく、凛とした佇まいの中に奥様に対する深い愛惜の気持ちが忍ばれる好篇です。
俗っぽい涙腺刺激型の亡妻記ではなく、奥様との出会いから晩年お子様達が独立して二人だけの生活になるまでの日々が、まるで城山さん自身が思い出すことを楽しんでおられるように穏やかな口調で語られます。
前向きで、ユーモアに富み、年をめされても子供のように無邪気な奥様とのその折々の思い出が淡々と述べられていき、遂に奥様が肝臓癌を告知された日に至ります。その時、あえて陽気を装い癌の替え歌を歌いながら帰宅した奥様を「大丈夫だ、おれがついている」と城山さんは胸に抱きしめてあげます。長年愛情深く連れ添ったご夫婦がお互いを優しく気遣う気持ちが偲ばれる感動的な一節です。米国から出張などと言い訳をしながら面会に駆けつけたご子息に、不自由な体をベッドから滑り落とす様にして立たれた奥様は城山さんとご子息に海軍式挙手の礼をしてやがて身罷ります。
城山さんの執筆はこの3人の別れの日が実質的に終わりとなり、城山さん自身が不帰の方となられ、本書ではその後お嬢様が奥様なき後の城山さんの7年を綴っておられます。城山さんのそれまでの文章の中には涙とか号泣という言葉は一切ないのですが、このお嬢様の手記を拝見すると奥様を失った城山さんの悲しみの大きさを知り胸がふたがれる想いにとらわれます。ラルフローレン ポロシャツ
城山さんは茅ヶ崎にお住まいでしたが、ご自宅の他に駅前のマンションを仕事場としておられました。奥様がなくなった後、城山さんはご自宅に一切帰ろうとなさらず、仕事場で寝起きをされていたとのことです。奥様との思い出が隅々まで残っているご自宅へお帰りになるのがあの剛毅な城山さんにもお辛かったのでしょう。仕事場にはお気に入りのお二人のツーショットの写真がひっそりと飾ってあったそうです。
亡き奥様への深き愛と感謝の回想記肝臓癌を患い先立たれた奥様への城山さんの愛と感謝に溢れた回想記です。
父が64歳で癌で他界したこともあり、子の視点で城山さんの言葉を追い、奥様への深い愛と感謝、そして、先立たれた後の大きな喪失感を感じるにつけ、心を強く打たれました。
奥様を図書館で始めて見た時に「天から妖精が落ちてきた」と一目惚れするも、当時高校生の奥様の父の反対でその初恋が終わり、数年後、一橋大学卒業後に地元に教員として戻られてダンスホールで偶然の再会を果たすという運命の糸で結ばれていたお二人のご冥福を心からお祈り致します。
今後、自分の人生で行き詰まりを覚えた時には、その名著「落日燃ゆ」や「指揮官達の特攻」を読み返し、心の座標軸をあるべき所へリセットしていきたいと思います。
こんな夫婦の娘だったら・・・・どれくらい幸せなのだろうかと深く考えました。こんなに奥さんが大好きなだんなさんも今の世の中珍しくなってしまったのではないかと思いました。でも、今からでもこんなだんなさんの永遠の心の支えになるような存在になれたらいいなと思いました。娘には、現実の私は慣れなかったけれども、こんな夫婦を目指すことはできるのではないかと思います。静かに単調にときどき笑ったり楽しいことを考えながら生きていくことがこんなに大切なことで、あれだけの人生を経済小説の中に描いた城山三郎が最後に見せた本音なのだろうと思いました。
そうか、もう君はいないのか
カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)亀山 郁夫刑事サスペンスの古典的名作私があれこれ言う必要もない、古典的名作です。
法律を勉強されている方々にとっても、一大法廷絵巻であるこの4巻は、
刑事サスペンスの名作として、とても勉強になるかと思います。
目からウロコでした。
イワンとスメルジャコフの成り行きに驚いたこれが初めて読む本ではないのに、特に前半は
まるで今までに一度も読んだことがないかのようにワクワクと読んだ。
イワンの行動と変化には本当に驚いたし、スメルジャコフの役回りにも本当に驚いた。
二人の末がいずれも悲惨だったので、その章を読み終えた時は、
しばらく何もしたくなくなってボーっとしてしまったくらいだった。
3巻で長男の物語が息もつかぬ勢いで進んできた後だったから、
イワンの内面に話しが進んでいって、しかもスメルジャコフが絡んでくるので、
読んでいてとてもドラマティックな展開となり、
だからこそワクワクもし、終末には大きな驚きを覚えたのだと思う。
審判が始まってからはむしろ変化がなく、
検察と弁護人のスピーチは、それまでに既に読んできた内容の重複だったので、
少し間延びした感じがぬぐえず、読む楽しみも減ってしまって、
読み終わるのに時間がかかってしまった。
登場人物の紹介が中心だった1巻、哲学的・宗教的考察が中心だった2巻、
話しが急展開して物語自体がグンと面白さを増した3巻、
どれもとても大きな存在だったけれど、
この4巻も2巻と3巻が終結を向かえる大きな存在だと思う。
愛憎は現代に通ず、、、イワンとマリョーシャの大審問官は意味深い。
この若いとき読み返した小さな活字をおもいだした。
新約本はわりと分かりやすく、ソレデモ何度となく読み返した。
亀山さんのはご苦労も多かったかとおもわれるが、古典がベストセラー
というのもたのもしい。
演劇の世界を見ると案外よくわかる。
文字でドストエフスキーというのはなかなかである。
26万部突破に恥じない約だとおもう。しかし、いつの世も愛ありいじめあり
殺し自殺とそんなことを考えると人というのは案外変わらぬいきものなんだなと
かんじました。
みなさんに是非一読推薦いたします。